やる気ではなくやる理由

やる気がないからできない。

 

よく言われる言葉で、やる気スイッチという言葉があるほど、やる気というものは重要視されています。

 

本人のやる気がなければ、塾に行っても意味がないという意見もあります。

 

以前からこのやる気という言葉に何か違和感を持っていたのですが、この前解消しました。

 

 

仕事のやる気がない人をどうすれば良いかという話題のコラムだったのですが、

 

仕事をしない人の特徴として、やる気がないのではなく、『やる理由がない』との事。

 

これはそのまま勉強にも当てはまると思いますし、他の事にも当てはまると思います。

 

 

勉強をする生徒の特長として、みんなこのやる理由を持っています。

 

・周りからすごいと思われたい。

 

・勉強が好き。

 

・勉強できないと思われたくない。

 

・お母さんに褒められたい。

 

・ご褒美がもらえる。

 

・怒られたくない。

 

対して勉強しない生徒は、この勉強する理由がない、または薄い事が多いです。

 

という事は、この勉強する理由を作るか濃くすることができれば良いという事になります。

 

よく将来の選択肢が増えるからという意見がありますが、勉強しない子にそんな事を言っても無理です。

 

勉強する理由になるわけがありません。

 

 

理由付けは生徒さんとご家庭によっていろいろだとは思います。

 

今までやる気を出すにはどうすれば!と考えていたならば、

 

少し変えて『やる理由』をつくるという事を考えてもいいかもしれません。